特別編_01.マグカップを作ろう

こちらの特別課題は、

「Lesson.9_3 自分の屋号ロゴをデザインする」を完了された方のみとなります。

「Lesson.9_3」が完了されている場合は、自分の屋号ロゴが完成しているはずなので、

そのロゴを使用してマグカップを制作してみましょう。

準備

(1)屋号ロゴ

自分の屋号ロゴのaiデータを用意しましょう。

このタイミングでに再度手直ししてもOKですし、マグカップに入れるために色を修正したり、少し変化を加えてみてもOKです。

手直しする場合は、必ず「マグカップになる」ということを強く想像しながら作ることがポイントです。

(2)マグカップを入稿する業者を選択する

※ラクスルはイメージです。もちろんこちらの業者に入稿するのもOKです。 

マグカップを入稿する業者を検索し選びます。

業者の選択に少し苦労するかもしれませんが、この業者選びもグラフィックデザイナーにとって大切なお仕事ですので努力して探してみましょう。業者を探せるようになると、今後もクライアントに色々な提案をすることができますし、「お任せください」と言えると、クライアントにとって心強いデザイナーになれます。

そして何より面白いのは、色々な商品の本当の値段(原価)などがわかってくることです。

ビジネスをしていく上ではこのようにコストがわかるのはとてもメリットがありますし、色々な商品を見ていると「この商品はこの過程で作られているんだな」という裏情報も理解できるようになります。

またマグカップなどのオリジナルグッズ系には「小ロットOK」なところがあります。

「これは1つから制作OKです」という意味です。

クライアントに100個、1000個と依頼された場合は小ロットで入稿できる会社を選ぶ必要はありませんが、個人的に使用する場合に100個も1000個も必要ないかと思いますので、小ロットでプリントしてくれる業者を選びましょう。

金額は作れば作るほど1個単価が安くなり、1つの場合は少し割高になります。

(3)テンプレートをダウンロード

※電脳プリントのテンプレートイメージです。

業者によってはマグカップのテンプレートがあるところとないところがあります。

すぐにダウンロードができるようになっている業者はそのままダウンロードして使用すればOKですが、ない場合は業者にメールや電話で問い合わせてみましょう。問い合わせてもない場合は、サイズを聞いてその範囲内でロゴを配置すればOKです。

またテンプレートには大きく分けると2種類あり、”全面印刷”と”1部だけ”に印刷に分けられます。ロゴだけであれば一部に印刷するので全面は必要ありませんが、淵まで色を付けて画像を配置したい場合は全面のタイプを選ぶようにしましょう。これも業者によって様々なので、調べてみましょう。

(4)制作

テンプレートにロゴを配置し、必ずアウトラインを設定し入稿データを作成しましょう。

(5)業者へ入稿

テンプレートが完成したら業者へ入稿しましょう。

あとは到着を待つだけです。

 自分がデザインしたものが近くにあるだけでモチベーションが変わってきます。

また、SNSにアップしたり周囲に自慢してみましょう。

そうすることで、あなたにデザインを依頼してみたいと思う方も増えていきます。

隙間時間には、ポートフォリオ用に撮影してみても良いですね。

このような段取りで、オリジナルグッズをどんどん作成していきましょう。